双極性うつ病：証拠に基づくアプローチ：伝統的気分安定薬
双極性うつ病：証拠に基づくアプローチ
Bipolar depression: an evidence-based approach.
Baldassano CF, Hosey A, Coello J.
Curr Psychiatry Rep. 2011 Dec;13(6):483-7.
最近，読んだ論文３
要約
背景
双極性うつ病治療
抗うつ薬 http://m2fazami.blog26.fc2.com/blog-entry-1271.html
伝統的気分安定薬
足のにきび
ZombergとPopeは，リチウムとプラセボを比較した急性双極性うつ病の9つの研究をレビューしまして，145人の患者中，検出できる反応が79%，明白な反応は36%と結論しました。これらの研究では，方法論的厳格さにバラツキがありましたが，リチウムが少なくともある程度双極性うつ病の治療に有効であると彼らは主張しました。
Strakowskiらは，双極性うつ病に対するリチウムの反応が，広範囲にわたっている事を発見しました，すなわち44%から100%です。彼らは，患者(160人）の全体の反応率は72%ですが，多くのこの反応は部分的にすぎない事を，記載しました。
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GoodwinとJamisonは，6つの1990年以前の双極性うつ病のリチウム治療を調べたものでは，有意の抗うつ効果を認めました。
Goodwinらの研究では，リチウムとプラセボを双極性うつ病で調べ，明白の反応が30%の患者，不確実な反応が50%の患者でした。
二重盲検プラセボ対照試験で，リチウムとパキシルとプラセボを，117人の急性双極性うつ病で比較し，それらの患者はすべてリチウムで治療されていましたが，抗うつ薬を加える事による利益はありませんでした，その事は治療閾に達するリチウム濃度は，抗うつ薬と気分安定薬併用と同じくらい有効でした。
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最近のヨーロッパの研究は，長期間のリチウムと，長期間のバルプロ酸を比較しました，そしてリチウムが最大の効果があり，うつ病相に特に効くのでした。
リチウムは，自殺率を減少する事に関連しており，ランダム化研究と，観察研究で示されています，その事は間接的に，リチウムが双極性うつ病治療の優れた選択と言う概念を支持ししました。
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